
家計簿の基本① 節約したいなら、まず家計簿を付けてお金の流れを把握しようで触れたとおり、まずは1ヵ月家計簿をつけてみて、何にどのくらいお金を使っているのかを把握することが大切です。
参考までに、以下にわが家の毎月の家計の予算(※2003年当時)を載せておきます。項目分けなどの参考になればうれしいです。
Contents
月間収支の予算立てをする
わが家の場合、1ヶ月間を1つのスパンとして予算を組んでいます。
まず、ひと月の総収入(手取り)を計算する
わが家の場合は以下の通りです(2003年、夫と同棲生活)。
200,000円(お給料)+24,000円(バイト代)=224,000円 |
次に、あらかじめ固定して出て行く支出を計算する
公共料金や通信費、家賃、ローン、保険、年金、小遣い、定期預金など、毎月定期的にでていく固定支出を計算します。
わが家では、次のように予算を立てています(2003年)。
項目 | 金額 | 補足 | |
住居費 | 56,000 | 共益費込み | |
光熱・水道代 | 8,000 | 水道代は2ヶ月に1度の支払いだが、1ヶ月の相当額を計算 | |
通信費 | 13,000 | 携帯電話含む | |
奨学金 | 12,000 | 近々一括返済する予定 | |
社会保険・税金 | 42,000 | 年金、国保、住民税など | |
授業料積み立て | 45,000 | 半年に1回支払い | |
小遣い | 5,000 | mao彼の小遣い | |
貯金 | 0 | 少しずつでも貯金したいけど… | |
計 | 181,000 | 固定支出だけでこんなに…(TT) |
自由に使える生活費がいくらなのか計算する
総収入から固定支出を差し引いたものが、実際使える生活費となります。
224,000(総収入)-181,000(固定支出)=43,000(生活費) |
生活費をさらに細かく分類し、予算を立てる
食費、日用品、衣料費、医療・美容費、教育費、交通・通信費、娯楽費、交際費などの項目に分け、さらに予算を配分します。
わが家では、次のように予算を立てています(2003年)。
項目 | 金額 | 補足 |
食費 | 15,000 | 酒、外食代、お弁当代込 |
日用品 | 3,000 | 生活用品など |
衣料費 | 6,000 | 服、下着、靴、クリーニング代など |
医療・美容費 | 5,000 | 薬、美容院、化粧品など |
教育費 | 2,000 | 本、文房具など |
交通・通信費 | 4,000 | 帰省のための積み立て含む |
娯楽費 | 2,000 | 使わなかった分は積み立て |
交際費 | 3,000 | 時々飲み会などがあるので積み立て |
その他 | 3,000 | mao彼の学会員費などの積み立て |
合計 | 43,000 | かなり厳しい予算配分…(^^;) |
それぞれのご家庭で項目や金額は変わってくると思いますが、私の経験上、最初はあまり無理な計画は立てない方がよいと思います。
最初から無理な計画を立てると、もし達成できなかった時に嫌になって家計簿が続かなくなってしまうので…。
少し頑張れば達成できそうな予算を設定しておくのがポイントです。
何ヶ月か続けていくと、だいたいどのくらいの予算が妥当か分かってくると思います。
家計簿をつける
項目ごとに予算を立てたら、次は実際に家計簿をつけていきます。
上でたてた予算をもとに、計画的にお金を使うようにします。
ちなみに私はExcelで家計簿を作り、毎日つけるようにしています。
その日に使った支出だけでなく、その月に使った金額の累計・残りの日数で使える残金も計算しておくと、今月どのくらい使ったか、あとどのくらい使っても予算内におさまるかが把握できます。
生活費は、積み立て分以外は全部同じお財布で管理しています。
家計簿をつけながら、それぞれの項目が予算内におさまるようにやりくりしていますが、今のところ特に不便な点はありません。
かなりシビアな予算配分なのであまり生活費の残金が残ることはないのですが、余った分はお菓子の缶に入れて少しずつ貯めています。
こうやってちょっとずつたまっていくのも、節約の励みになります。
1ヶ月分の収支が確定したら、振り返る
1ヶ月分の収支が確定したら(つまり、1か月家計簿をつけたら)、予算と実際の結果を比較して、反省会(?)をします。
黒字ならば、何が黒字に貢献したのか、どの項目がプラスだったのかを把握して、今後も取り入れていくようにしています。
逆に赤字だった場合、何に使いすぎてしまったのか等を分析し、翌月以降は使いすぎないように気をつけています。
こうして毎月予算を立てて家計簿をつけ、年間収支に記録しています。