
電気代の中でも、消費電力が多い家電製品のひとつがエアコンです。
エアコンを使う夏場や真冬は、通常の3~4倍ほどの電気代がかかることもありますよね。
私も子どもが産まれる前は「暑くてもエアコンをつけずに我慢する」などといった無理な節電をしたことがありました。
ですが、無理しすぎた結果体調を崩し、病院代がかかってしまう…という元も子もない結果に終わってしまいました(涙)
そんな無理をしなくても、ちょっとした心がけ次第でエアコンの電気代を抑える方法があるんです。
Contents
エアコンの使い方を工夫する
設定温度を見直そう
冷房の場合、エアコンの設定温度を1℃上げるだけで約10%もの節電になるといわれています。 暖房の場合は、設定温度を2度下げると約15%省エネになるとも。
設定温度をもう一度見直してみると、電気代がお安くなるかもしれません。 (ただし、無理をしないようにくれぐれもご注意ください!)
風量は「自動」が一番省エネ!
エアコンの風量を「弱」にしておけばあまり電気代がかからないような気がしますが、実はそれは間違い。
「自動」運転にすると、エアコンが一番効率よく室温を調整してくれるので、結果的に省エネにつながります。
また、こまめにON・OFFを繰り返すのも逆効果です。
以前子どもが学校に行っている間、自分ひとりのためにエアコンをつけておくのがもったいない気がしていた私。
部屋が冷えたらエアコンをOFF、数10分経って暑くなってきたらONを繰り返していたことがありましたが、実は逆に多くの電気を使ってしまうことになっていたんです。
エアコンの自動運転にまかせておくのが、一番の節電です。
エアコンを掃除しておく
フィルターを掃除しよう
エアコン本体のフィルターの目詰まりで風力が落ちると、それだけ消費電力もアップしてしまいます。フィルターはこまめにきれいにしておきましょう。
室外機周りは風通しよく!
室外機の周りが広くて風通しが良いと、エアコンの効率が良くなります。室外機の吸い込み口や吹き出し口の前をふさがないようにしましょう。
室外機は直射日光を避ける
室外機に直射日光が当たっていると効率が悪くなり、余計に電気を使ってしまいます。
室外機に日よけをするだけで、消費電力が節約できます。ただし、吹き出し口をふさぐことがないよう注意が必要です。
部屋の環境を整えよう
サーキュレーターや扇風機を併用する
暖房をつけているときはどうしても暖気が上のほうにいきがちですが、扇風機を上に向けて併用すると効果的です。部屋全体が暖まり、設定温度を下げることができます。 冷房も同様です。
窓際にはカーテンや断熱シートを使う
カーテンや断熱シートをうまく使うことで、エアコンの省エネにつながります。
夏場は窓からの日差しをカットし、冷房の冷気が逃げるのを防ぐ効果があります 。そして冬は暖まった室内の暖気を逃さないようにしっかり保温することができます。
エアコンの節電はできることからコツコツと!
こうしてみると、たくさんの我慢をしなくてもエアコンの節電ができるということがお分かりただけるのではないかと思います。
自分にできそうなことから一つずつ、省エネに取り組んでみてはいかがでしょうか。